LEDを使ったアイラインは車検に通る？
LEDを使ったアイラインをつけていても、車検に合格できる可能性はあります。ただしアイラインの付け方や位置、光量などが問題です。車の安全基準においては、車体前方のランプ周りのカスタムは基本的に禁止とされています。
もしLEDアイラインをつけた影響で、車体前方のランプの光が邪魔されるようなら車検に通らなくなります。アイラインをつけていても光量に問題がないなら、不合格とはならないでしょう。ウィンカーが正常に見えること、ハイビームを遮らないことなども重要なポイントです。
車検の際にアイラインが動作しないようにすれば良いと考える方もいるかもしれません。しかし車の装備品が車検のときに作動しないと、整備不良とみなされてしまいます。車検の際には装備品であるアイラインも、作動するようにしなければなりません。
しかし車検では「社外品を取り付けているかどうか」ではなく、「安全に走行できるか」が最たる問題となります。LEDのアイラインをつけていても安全性が確保されていれば、車検に合格できるはずです。
LEDを使ったアイラインが車検に通る基準
それではLEDを使ったアイラインを装着して、車検に合格するための基準を詳しく見ていきましょう。LEDを使ったアイラインを装着していても車検に合格できる可能性はあります。しかしアイラインの位置や種類によっては、不合格となってしまうかもしれません。装着したまま車検に出す場合は、車検に通るための基準についてあらかじめ知っておきましょう。
基準1：ヘッドライトの色
まずはヘッドライトの色です。白もしくは淡黄色で照射されれば、LEDを使ったアイラインによる影響はないと考えられ車検に通りやすくなります。車体前方のランプの色を確認するには、夜間にライトの前に白い紙を置いてみる方法が簡単です。もし紙に白色もしくは淡黄色が映れば車検は通るでしょう。アイラインのLEDの色が青色である場合も、色に影響が出にくく車検に通りやすくなります。
そのためアイラインによって光が赤色などに変わってしまえば不合格となる可能性が高くなります。まずは車体前方のランプの色を確認してください。
基準2：光量
続いてチェックしたいのは光量です。車体前方のランプの光量が6,400カルデラ以上であるかチェックしましょう。チェックはロービームで行いましょう。光量は予備検査上にて行なえます。
もしアイラインで光量が抑えられていれば対処が必要です。しかし6,400カルデラ以上であれば車検に通る確立は高いと言えます。
基準3：カットオフラインの状態
カットオフラインの状態もしっかりと確認してください。カットオフラインとは、ロービームにした車体前方のランプの上方部分の光を遮るラインのことです。LEDのアイラインが装着されていても、光を遮るラインがきれいに整っていれば車検に通るでしょう。きれいにするには、アイラインフィルムの貼り方が重要です。業者に貼ってもらったなら問題ないでしょうが、ご自身で貼った場合は、車検前にきれいになっているかもう一度確認しましょう。
光を遮るラインの状態は車検の際に見逃しがちな部分です。ご自身でアイラインを貼った場合は、ラインがしっかりと出ているか、きれいになっているか確認してから車検に出すようにしてください。
関連記事：車検の時リフレクターの面積は大丈夫？基準について解説
LEDアイラインを装着していても車検は合格できる！
いかがでしたでしょうか？この記事を読んでいただくことで、LEDを使ったアイラインを貼った車の車検についてご理解いただけたと思います。
アイラインを装着していても車検に通る可能性はあります。ただし車体前方のランプの光量・色に問題がないこと、光を遮るラインがきれいになっていることが条件です。
ただし整備業者によっては社外品を装着しているだけで車検NGとなることもあります。その場合は全国の車検業者をご紹介している「とことん車検ナビ」にて、社外品装着でも車検を受けられる業者を検索されるのがおすすめです。
ご希望の条件で選ぶ